2017年7月13日木曜日

熱中症には気をつけてくださいね!


こう暑いとたこ焼きが売れる気がせず、かといって店を開けないわけにもいかず、漠然とオープンしてる今日このごろ。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。今日も暑くなるみたいです。熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね。

と、昨今の流行に乗って「熱中症には気をつけてくださいね」を適当に使ってみる。これってテレビのニュースやSNSでよく見聞きするけど、不特定多数に発信してるせいかいまひとつ刺さらないと思う。まあ、社交辞令ってやつか。ここ数年、ニュースで夏の風物詩的に取り上げられてるのもあって、この時期に使える便利なあいさつとして確立された感があります。そんなわけで、熱中症には気をつけてくださいね。

どうでもいいけど、熱中症への注意を呼びかけるぐらいなら、夏風邪に気をつけてと言ってあげたほうが有用な気がしないでもない。ほか、夏バテや交通事故やうまい儲け話にも注意を促したいところですが、それを言い出すときりがないので言いません。熱中症には気をつけてくださいね。

しかし、ここまで熱中症の注意喚起が当たり前になると、1億総クレーマーの現代社会においては「『熱中症に気をつけて』って言われなかったから熱中症になったじゃないか!」と難癖をつける人が現れそう。であれば、誰に対しても第一声を「熱中症に気をつけて」とするか、もしくは会話の端々に「熱中症に気をつけて」を織り込めば解決するかもしれない。熱中症には気をつけてくださいね。

って、何の話だっけ。ああ、この暑さでたこ焼きが売れる気がしないという話です。とはいえ、繁盛店は夏でも関係なく売れてるだろうから、売上不振を暑さのせいにしてるようではだめだな。よく言われるエピソードにあるじゃないですか。靴メーカーの営業マンがとある国へ営業に行って誰も靴を履かない文化だと知ったとき、Aさんは「誰も靴を履いてないから売れないだろう」とあきらめ、Bさんは「誰も靴を履いてないからチャンスだ」と喜んだという。自分としてはAさんに心の底から共感でさっさと帰りたくBさんは単なる屁理屈野郎としか思えないんだけど、仕事においてはBさん的思考が求められるみたいね。しかしながらBさんて一歩間違えるとストーカーになりそう。というか、Bさんには郷に入っては郷に従えという言葉を教えて差し上げたいところであります。って何の話でしたっけ。自分は仕事に向いてないということか。