2017年11月15日水曜日

周年詐欺


周年のお知らせをしたせいか、「おめでとう」とお声がけくださるお客様もたまにいらっしゃってありがたい限り(厳密に言えば、まだ1年経っておらず今月28日をもって1周年ではあるけど、細かいことは無視でいいではありませんか。そう考えてポストカードにも日付は入れてないし、いまのところ「だまされた!」って怒鳴り込まれてもないし。だいたい、星の数ほどの店がある中で、どの店が何月何日にオープンしたかなんてほとんどの人は興味がない。個人の誕生日にしたって覚えてるのは当人とその家族ぐらいじゃないですか。これはFacebookの個人アカウントで誕生日を非表示にしたら誰からもお祝いメッセージが来なくなった経験による所感です。であるからして、店の周年も情報発信は必要だけれども、具体的に日付までお知らせすると押し付けがましい気がして気がひけるため控えめに雰囲気だけ出してる次第であり、長くなったのでそろそろこのへんでカッコを閉じようかと思います)です。引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。

「キャンペーンしないの?」ともたまに聞かれます。特に予定はないけどどうしよう。何かしたほうがいいのだろうか。私事で恐縮ですが、私は人生において彼女にプレゼントをしたことがなくて、なぜなら誕生日にせよクリスマスにせよ一度すると翌年以降も続けないといけなくなるため。必須ではないにしても、翌年しなかった場合に「昨年くれたのに」と悪い印象を持たれるのは避けられません。と言いつつ、付き合いが1年以上続いたことがなく、この合理的思考を実証できてない現状は残念でならない。結局2年目を迎えられないならしててもよかったとも思う。しかし、それは結果論に過ぎないのです。「大事を断ぜんと欲せば先づ成敗を忘れよ」と吉田松陰の言葉にもあるように、結果を恐れて行動をためらってはならず、どんな結果が出ようともそこには行動によって生まれる変化があり自分を成長させるのである。何の話でしたっけ。プレゼントか。いや、周年キャンペーンですか。そうだなあ。いちおう考えてはみますが、たぶん考えるだけに終わると思われる。あまり期待せずにお待ちください。